住友林業(東京都千代田区)とカナイグループ(埼玉県八潮市)は、木造小梁を鉄骨造・RC造の大梁や柱と接合する混構造用金物を発売した。
木造小梁側の金物形状を規格化し、構造計算の結果に応じて6種類の大きさから選べるようにしたことで、特注の金物が多い混構造の接合部における設計・施工の手間・コストを削減。
設計者は金物形状やドリフトピンの太さ・本数をその都度計算する必要がないため、接合部の設計作業を省略することでき、工事現場では鉄骨造と共通の高力ボルト接合を用いて鉄骨梁と同じ手順・内容で作業することができる。接合金物と木造小梁はプレカット工場で事前に取り付けるため、現場の作業を増やさずに施工を進めることができるという。
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