厚生労働省が2月6日公表した2023年の「毎月勤労統計調査」(通年)結果によると、建設業(事業所規模5人以上)の月間現金給与総額は43万2384円で、前年と比べて0.1%の増加。このうち決まって支給される所定内給与は32万7480円(同0.4%増)、残業手当や休日出勤手当などの所定外給与は2万4652円(同4.0%減)、特別に支払われた給与は8万252円(同0.6%増)となった。賃上げは進んでいるが、残業手当などの減額分を補うにとどまり、物価の上昇分には届かない状態となっている。
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