Forward to 1985 energy life(辻裕介代表理事)は1月24日、同法人の会員による温熱・省エネ・パッシブデザインの取り組みを発表し、表彰する「Passive × Energy Design 1985アワード2024」を開催した。全国から6社がエントリーし、大賞をラーバン(広島県広島市)、優秀賞をKOZEN-STYLE(愛知県蒲郡市)が受賞した。
1985アワードは、自立循環型住宅研究会が2007年から20年にかけて開催していた「自立研アワード」を引き継ぐ形で、昨年新たに創設された。エントリー各社の事例発表を、省エネ性、断熱性、パッシブデザイン、プランニングなど、7つの観点で評価。会場・オンラインの参加者の採点結果をもとに大賞、優秀賞を決定する。
エントリー事例は新築と改修のいずれも対象。今年はラーバン(広島県広島市)、KOZEN-STYLE(愛知県蒲郡市)、上西建設(岡山県岡山市)、育暮家はいほーむす(静岡県藤枝市)、中澤建設(群馬県高崎市)、Home Direction Studio78(兵庫県姫路市)の6社がエントリーした。
住宅団地のパッシブデザイン
ZEH目指しシミュレーション
大賞に選ばれたラーバンの事例は、発表者である下田晋祐さんの自邸だ。敷地は広島市にある住宅団地の中で・・・
この記事は新建ハウジング2月10日号6面(2024年2月10日発行)に掲載しています。
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