兵庫県川西市を拠点に、分譲住宅も多数手がけている吉永建設は、太陽光発電やエネファームを初期費用ゼロ円で設置する大阪ガスのサービスを、同社が販売する分譲地で標準採用した。資材高騰で高効率設備や再エネ機器を設置する経済的なハードルが上がる中、地域工務店として脱炭素社会の実現に寄与するのが狙いだ。
同社が標準採用するサービスは、太陽光発電の初期費用ゼロ円モデル・スマイルーフとエネファーム無償設置サービス・ENETO(エネト)。2023年11月に販売を開始した川西市内の分譲地(25区画)で採用した。兵庫県内では初の試みだ。CO2排出削減効果は1戸当たりスギ約350本の植林に相当し、全区画では約8750本分に相当するという。
スマイルーフは容量10kW未満が対象で・・・
この記事は新建ハウジング2月10日号3面(2024年2月10日発行)に掲載しています。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。