YKK AP(東京都千代田区)は、Tポイント・ジャパン(渋谷区)が展開する東日本大震災の被災地支援プロジェクト「Tカード提示で被災地の子どもたちに笑顔を。」における「こどものみんなの家」に、同社のアルミ樹種複合窓「エピソード」を提供したと発表した。
プロジェクトは、全国4万9000店で使えるTポイントを1ポイント=1円と換算し、寄付金を被災地の子どもたちが使う児童館や遊び場建設費用にあて、建設した施設を行政に寄贈するというもの。
「こどものみんなの家」は2012年7月〜11月まで寄付金を募り、子どもたちの遊び場を宮城県東松島市の仮設住宅敷地内に建設する取り組みで、1月26日に竣工したばかり。設計は建築家の伊東豊雄氏。縁側で行き来できる小さな家を3つ組み合わせ、読書や宿題、演劇、おとなと一緒に食事ができる空間を設けている。木造(一部アルミ造)で広さは51.37m2。同社はこの家に寒冷地向けのLow-E複層ガラス入りの「エピソード」を提供。こどもが安心して過ごせるよう、下枠の段差をなくし引手には大型ハンドルを採用した。
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