国土交通省は2月2日、建設工事事故データベースを一般公開した。建設業従事者の建設工事事故防止に向けた対策に役立てることを目的としている。現在公開している事故データは、2019年度から2022年度までに地方整備局・都道府県・政令市で発生した建設工事事故のうちの約1600件。Excel形式のファイルとして一覧表にまとめており、ダウンロードすることができる。チェックボックスにチェックを入れることで、特定の項目(例えば、「墜落」「東京都」「防水工事」など)を選んで表示させることも可能。日々のKYシート作成時にも参照できるほか、事故防止システム・アプリのデータとしても活用できる。
データベースの分類項目は、▽工事分野▽工事の種類▽工種▽工法・形式名▽災害分類▽事故分類▽天候▽事故発生年・月・時間▽事故発生場所(都道府県別)▽事故に至る経緯と事故の状況▽事故の要因▽事故発生後の対策。
例えば、建設工事事故で最も多い墜落に関する事例では、
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