マックス(東京都中央区)子会社のレンツール(立川市)は、木造住宅建築に使う工具のサブスクリプション・レンタルサービス「レンツール」の提供を4月1日から関東1都6県で順次始める。
マックスが2021年に行った社内ビジネスコンテスト「第1回新規事業創出プロ」で生まれたサービス。若手大工の離職やなり手不足という課題を解決し、住宅市場の活性化、”いい街づくり”の加速を目指して事業化し、2023年9月から東京多摩エリア限定でサービスを開始したところ、「最新の工具を安価で持つことができる」「いろいろな工具を若手に使用させることでスキルアップにつなげられる」など好評だったことから、今回の正式リリースに至った。
状況に応じて「サブスクリプション」または「レンタル」のどちらかのプランを選択可能。
サブスクプランは、最短12カ月~36カ月の長期利用サービスで、必要な工具を最初に揃えたいニーズに対応する。提供する工具は新品で、修理が必要になった場合の回収・修理・代替機の手配などもプランに含まれる。満期の36カ月が経過すれば、利用者に所有権が譲渡される。
レンタルプランは、最短2週間~6カ月のスポット利用サービスで、1現場だけ必要、あるいは試用のニーズに対応する。提供する工具は中古品で、利用日数に応じて料金を一括前払いする。
対象は、エア工具、18V充電工具、墨出し器、集塵機、丸のこなど30種類。
充電式インパクトドライバ(PJ-ID153-B2C/1850A)の税込利用料金はサブスク月額2200円、レンタル30泊31日3700円。
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