郊外の広い敷地に小さな家を建てる提案で支持を広げる37design。プランから納まりまで、設計施工の密度を徹底的に高めた家づくりについて、近作のF邸の話を中心に同社の味園将矢氏と味園千草氏に取材した。
自邸とSNSの文章で熱心なファンを生む
◉同社のコロナ禍前の住宅は、延べ床面積25〜26坪で2300万円程度。いまは22、3坪でも2500万円程度。建設費用を確保するため、土地代を抑えることを提案している。同社には熱心なファンが多く、郊外に安価な土地を購入し、小さな家を建てている
◉ファンになるきっかけが延べ床面積19.5坪の味園氏の自邸。4人家族で不足なく暮らす様子を見て魅力される。もう1つはSNSだ。事例写真のほか家に関する考え方の文章を投稿
➡「住宅は負債。無理して建てる必要はない」などの主張を展開。独自の考え方に共感し、多数の投稿を読み連ねることで熱心なファンとなる
◉見込み客との打ち合わせは全6回と密に行う。プランは将矢氏が作成し、提出前に千草氏が確認。要望を・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー1・2月号(2024年1月30日発行)縮小市場で確実に売る住宅企画商品力[超]UPの新常識』(P.51〜)でご覧ください。
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