建築家としての活動に加え、多くのInstagramフォロワーをもつ「マドリスト」として間取り相談を手がけるアトリエオーブの西本哲也氏。子育て世代の志向性をふまえた、小ぶりで外観の整った家の設計手法について同氏に聞いた。
子育て世代はLDKを重視する
◉最近の子育て世代はLDKを重視。家の大小を問わず、LDK20〜22畳が昨今の常識。加えて寝室を1階に配置したいという要望も多い。1階が大きくなりやすい
◉LDKの面積配分の優先順位は、リビング>キッチン>ダイニング。広いリビングへの憧れが強い。キッチンは広さではなく、動線や収納に対する要望が強い。ダイニングは3.5〜4畳でよいと考えている
◉建て主がインテリア重視の場合、流し台とダイニングテーブルを横並びに配置するのを好む。この場合、流し台とダイニングテーブルの4周に動線を設ける必要があり、LDKが広くなりがちだ。面積の効率は・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー1・2月号(2024年1月30日発行)縮小市場で確実に売る住宅企画商品力[超]UPの新常識』(P.19〜)でご覧ください。
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