LIXIL(東京都千代田区)は2月1日、住宅用樹脂サッシ「マイスターII」の複層ガラスの中空層を最大16ミリ(従来12ミリ)に拡大。価格は据え置いたまま、ガラスの断熱性能を約20%、窓全体の断熱性能を約10%向上して発売する。
空気層の厚みが変わっても設計・納まりに影響が出ないよう、総見込み寸法は従来と同じに。ガラスを押さえるパッキンなどの部材を工夫することで、中空層16ミリの複層ガラスの標準採用が可能になったとする。同社の断熱シミュレーションによれば、ガラス中央部の熱貫流率は1.15W/m2・k(ガラス3ー中空層16ーガラス3、アルゴンガス入り)。
参考税込価格は7万5810円(縦滑り出し窓ワイド640×1170ミリ、高断熱複層ガラス使用)。
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