YKK AP(東京都千代田区)は2月1日、国交省・経産省・環境省の3省連携による住宅の省エネ化補助事業「住宅省エネ2024キャンペーン」の同社対象製品が公表されたと発表した。主な商品は、マドリモ内窓、断熱窓、断熱ドアなど窓・ドアのリフォーム商品。同社特設サイトはこちら。
同キャンペーンは、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、家庭部門の省エネを強力に推進するため、断熱性向上などを支援する4つの補助事業の総称。申請がワンストップで行え、昨年実施したキャンペーン内容を踏襲しつつ予算や対象商品が拡充された。
同社製品が対象となるのは、窓の高断熱化リフォームを最大200万円の補助金で支援する「先進的窓リノベ2024事業」と、子育て世帯・若者夫婦世帯の省エネ性能の高い住宅取得や断熱改修などを支援する「子育てエコホーム支援事業」。両事業の併用が可能で、それぞれ対象のリフォーム種類・断熱仕様別に補助金額が設定されている。
同社は同キャンペーンの補助金活用コンテンツとして、1月31日に「窓・ドアリフォーム省エネ補助金ナビ2024」を公開。地域や窓・ドアのリフォーム箇所数を入力するだけで、対象製品の補助金額の合計と冷暖房費削減効果の目安をシミュレーションでわかりやすく提示する。そのほか、おすすめプラン例や具体的な商品を提案する「活用ガイド」の発刊、申請を行うプロユーザー向けの情報発信や相談窓口となる専用コールセンター(0120-38-4134)を開設した。
プロユーザー向けには、会員制Webサイト「A-PLUG」内に補助金情報やツールなどをまとめて確認できる「補助金ポータル」も開設した。閲覧は会員登録(無料)が必要。
同社は、エンドユーザー・プロユーザーの双方に補助事業の周知を進め、ストック住宅の省エネ化を実現する「窓やドアの断熱リフォーム」を促進するとしている。
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