国土交通省は1月25日、「建設労働需給調査結果」の昨年12月分を発表した。全国の8職種の過不足率は1.4%の不足となり、11月と比べ0.4ポイントと不足幅が縮小。前年同月(1.0%不足)比では0.4ポイント不足幅が拡大した。
職種別の状況では、4カ月連続ですべての職種で「不足」となった。配管工の過不足率について対前年の増加幅が大きくなっている(1.0%→2.8%)。一方、型わく工(建築)の過不足率は対前年の減少幅が大きくなっている(2.5%→0.6%)。
8職種の今後の労働者の確保に関する見通しについては、全国で「普通」となっている。
同調査は、2023年12月10日~20日までの間の1日(日曜、休日を除く)を調査対象日として、1464店・社の手持現場9213カ所、一般工1万9120人を対象に調べたもの。
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