日本住宅リフォーム産業協会(ジェルコ、盛静男会長)は2月10日、住まいの断熱対策と健康について考えるシンポジウム「生命を守る一部屋・ひと部屋断熱」を奈良県で開催する。
平均寿命が延び、国民の健康を社会全体で進めていく重要性が増す中、今年4月から健康政策「健康日本21(第三次)」に初めて、「冬季室温18度以上の住まいが健康増進に影響を与える」という住環境と健康に関する文言が明記される。これを受け、ジェルコらは、これまで寒冷地の住宅で冬季に室温18度以上を確保できる「ひと部屋断熱」の改修工事を実験的に行なってきた。
「一部屋」からできる断熱対策が、人の健康にどのような影響をもたらすのか、建築や医学の専門家が基調講演をし、「健康省エネ住宅を推進する国民会議」の理事らが「ひと部屋断熱」の取り組みについて講演をする。
会場は、奈良県コンベンションセンター会議室204。時間は午後3時から5時まで。参加費は無料でオンライン参加も可。詳細はジェルコ公式HPをチェック
問合せは、 日本住宅リフォーム産業協会事務局 Mail: [email protected] まで。
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