厚生労働省がこのほど公表した2023年の「外国人雇用状況」によると、10月時点の外国人労働者数は204万8675人で、前年と比べて22万5950人増加した。円安などの要因により、外国人人材の国外流出が懸念される中、届出が義務化された2007年以降で最も多い数となった。
産業別で外国人労働者数が最も多いのは「製造業」の55万2399人で、全体の27.0%を占めている。「建設業」は14万4981人(同7.1%)。増加率については「建設業」が24.1%で最も高かった。
外国人を雇用する事業所数は、産業全体では31万8775所で、このうち「建設業」は3万9415所。建設業では毎年、外国人を雇用する事業所の数が増加し、この5年間で1万3424所増えた。外国人労働者数もこの5年間で5万1767人増えている。
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