海外でのスマートハウス事業を進める大和ハウス工業(大阪府大阪市)はその第一弾として、同社が開発したHEMS「D-HEMS」をシンガポー ルの高級タワーマンション「ECHELON(エシェロン)」に導入する。日本が進める標準通信規格「エコーネットライト」に対応するHEMSが海外で採用されるのはこれが初めてという。このHEMSのうち、家庭用分電盤に接続して電気・ガス・水の使用量をはかるエネルギー計測ユニットとエアコンの接続 アダプターは東芝ライテック(神奈川県横須賀市)製。
今後はシンガポールの施設管理会社と連携し、現地の生活スタイルに合わせたHEMSへのカスタマイズを行う。同時に「エシェロン」のマンション ギャラリーに設置したD-HEMSを使って、シンガポールをはじめとするアジア各国に販売していく。また東芝ライテックもグループの海外での納入 実績を活かしてスマハ事業を拡大したい考え。
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