大東建託(東京都港区)は1月25日、4月1日から一部の上級管理職・臨時従業員を除いた全従業員約8000名に対してベースアップを行い、定期昇給を含め平均5.1%程度の賃上げを実施すると発表した。
同社は2023年6月にインフレ手当を支給したほか、2024年4月からの新卒初任給引き上げを発表している。今回のベースアップは、物価上昇を踏まえた従業員の生活支援と優秀人材の確保を目的に、給与水準の見直しを実施した。
4月入社の新卒社員に対しては、初任給一律2万円(約8~9%)の引き上げを決定。将来を担う優秀な若手人材の採用と働きがいの向上を図る。
同社は今後、人材定着や従業員の目標達成意欲につながる評価制度の運用強化のため、職務内容や個人スキルを反映するなど報酬体系を見直していく予定。
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