新潟県糸魚川市と糸魚川商工会議所が、市内産の木材を活用した省エネ住宅の普及に向けて運用する住宅認定制度「ISSH(イッシュ)」の基準を満たす住宅(認定申請中)が同市内に完成し、昨年12月、事業者向けの見学会が開催された。市内の工務店や大工などのISSHへの取り組みを促す狙いだ。認定された住宅に対して補助金を交付する糸魚川市の米田徹市長も訪れ、HEAT20・G2レベルの冬場の温熱環境を自ら体感しながら、「ぜひ、民間(事業者)から積極的に情報発信して、ISSHレベルの住宅を糸魚川のスタンダードにしていってほしい」と期待を込めた。
昨年7月にスタートしたISSHでは、糸魚川産の木材使用(1㎡あたり0.03㎥以上)、許容応力度計算による構造計算、C値1.0㎠/㎡以下を必須条件としたうえで・・・
この記事は新建ハウジング1月30日号3面(2024年1月30日発行)に掲載しています。
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