住宅やオフィス、公共施設などの空間づくりを手掛けるリリカラ(東京都新宿区)は、2023年に行った同社スペースソリューション事業部の日比谷オフィス入居工事において、廃棄物の96%リサイクル(総排出量30.0㎥、うちマテリアルリサイクル72%、サーマルリサイクル22%)を達成したと発表した。
同事業部では、オフィス構築において発生する廃棄物を限りなくゼロにすることを追求する「廃棄ゼロ」にチャレンジ。設計・工事計画・現場段階それぞれの段階において「廃材がリサイクル可能な製品の選定」、「現場端材の出ない工程の計画」、「現場での分別の徹底」などに取り組んだ。
今後も、請負現場における排出材のリサイクル率向上を目指し、各フェーズでの取り組みを続けていくとする。
日比谷オフィスは、「+1℃」をコンセプトとして、人や自然とのつながりが循環する[サステナブルオフィス]としてデザイン。「廃棄ゼロ」への挑戦をはじめ、環境にやさしい材料の厳選、ダイバーシティに対応したゆとりある空間設計を施した環境など、社会にやさしい循環型オフィスとなっている。
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