ケイアイスター不動産(埼玉県本庄市)は、1月15日に新山形ホームテック(山形県新庄市)のグループ参画を決定し、株式譲渡(過半数)に関する契約を締結したと発表した。
新山形ホームテックは、山形県を中心に注文住宅を展開し、リノベーション事業においても店舗拡大を進めてきた山形県内有数の住宅メーカー。ケイアイスター不動産は、2020年3月に宮城県、同年7月に福島県にそれぞれ初出店するなど、東北エリアにおける戸建て分譲事業の拡大を図ってきた。今回、新山形ホームテックがグループ入りすることで、両社の持つ注文住宅事業の仕組みやノウハウ等の経営資源を融合し、今後の成長戦略をさらに加速できるとしている。
これにより、同社グループの出店エリアは1都2府21県に拡大。山形、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、岐阜、静岡、愛知、京都、滋賀、大阪、兵庫、岡山、広島、福岡、佐賀、熊本、大分、鹿児島となった。
同社は、グループ入りした会社に同社独自の事業ノウハウを提供することで、グループ会社の価値向上を図る施策を推進している。今回の新山形ホームテックとの資本提携では、戸建て分譲事業だけでなく注文住宅事業への事業展開を強化。注文住宅事業への展開を検討する企業がグループに参加できる体制を整備していくとした。
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