システック環境研究所、YKK AP、アキレス、日本住環境の4社による全館空調導入支援・エクセレントハウジングシステムのセミナーが2023年12月8日、宮城県仙台市で開かれた。東京大学大学院准教授の前真之さんが基調講演を行い、2050年のさらに先、2100年を見据えた住宅と全館空調の重要性を解説。あわせて同システムの紹介や、各メーカーおよび導入工務店を交えたパネルディスカッションを行った。
同システムは、全館空調を少ないエネルギー消費で実現するには外皮性能が重要なことから、システック環境研究所の全館空調システム・コンフォート24の導入に合わせて外皮性能の向上も、関連企業が連携して支援する。2022年度の省エネ大賞資源エネルギー庁長官賞も受賞した。
前さんは講演で、冬は「日射取得量が多いところに大きな窓を設け、他の窓は数と面積を絞ることによって、コストをかけずとも室温が劇的に改善するため、エネルギー自立に近づく」と話した。一方・・・
この記事は新建ハウジング1月20日号6面(2024年1月20日発行)に掲載しています。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。