最大震度7を観測した能登半島地震で被害の大きかった石川県輪島市と珠洲市で12日、応急仮設住宅115戸の建設が始まった。能登町と穴水町でも計60戸の着工に向け、準備が進められている。
県によると、仮設住宅は輪島市で50戸、珠洲市で65戸。これに対し、県内では11日時点で計2万3000人余が学校や公民館などでの避難生活を余儀なくされている。輪島市は約1万500人、珠洲市約5300人、能登町約2400人、穴水町約1800人などとなっている。
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応急仮設住宅の着工が始まり、実際に建設する位置の確認などが行われていた=12日午前、石川県輪島市のキリコ会館多目的広場
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