大学入試センターは9日、能登半島地震の発生を受けた大学入学共通テスト追試験の追加会場を、金沢市の金沢大角間キャンパスに設けると発表した。
対象者は本試験場を石川県内に指定された受験生で、新潟、富山、福井やその他の都道府県が会場の受験生でも、被災するなど特別な事情があれば認める。本試験場の指定が新潟県内の場合は、東京外国語大(東京都)、富山と福井両県内では、京都工芸繊維大(京都府)としている。
申請は14日までに本試験場の大学に電話連絡する。期限内の連絡が難しい場合は、15日以降でも速やかに大学入試センターの志願者専用電話03(3465)8600に申し出るよう求めた。り災証明書の提出は原則不要で、石川については病気などの理由を問わず書類の提出は求めない。
共通テスト本試験は13、14日に、追試験は27、28日に実施される。当初、追試験会場は東京と京都だけの予定だったが、地震を受けて被害が特に大きかった石川県への設置が決まっていた。
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