三協立山(富山県高岡市)は、1月1日に発生した能登半島地震で、石川県内や富山県内の工場において、深刻ではないものの、建物や設備の一部に被害が発生したと1月5日、発表した。安全確認を含めて両県内の全13工場のうち、同日時点で4工場(石川工場、奈呉工場、射水工場、新湊東工場)の操業を停止している。
同社グループでは、1月2日午前に対策本部を設置し、全従業員の安全は確認済みという。また、今回の地震によるグループの業績に与える影響については、現在調査中とし、開示すべき事象が発生したときは速やかに周知するとしている。
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