岸田文雄首相は1日午後、石川県能登地方を震源とする地震を受け、首相官邸で記者団に「地方自治体と連携し、人命第一で政府一体となって対応するよう指示した」と述べた。
首相指示はほかに、(1)避難情報を国民に的確に伝達(2)被害状況の一刻も早い把握―の2点。政府は同4時11分、官邸危機管理センターに官邸対策室を設置した。
地震発生後、林芳正官房長官、松村祥史防災担当相が官邸に入り、対応を協議。林氏は首相官邸で記者会見し、原発について「現時点で異常がないことが確認されている」と述べた。
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