シオン(岩手県矢巾町)は、古民家・空き家向けの高機能木部塗料「木守り専科(きまもりせんか)古民家再生」を2024年1月に発売する。
油分・水分が抜け、木材本来の強度や防蟻防虫効果が弱まった古材に特化した木材保護塗料として、屋内用と屋外用の2タイプを開発。
植物油、フッ素樹脂、天然顔料、高UVカット剤、木材保護剤を高配合することにより、古材の風合いを生かしながら美観と安全性を長持ちさせる。塗料の吸い込みを抑制して塗装効率を高める下塗剤も用意している。
屋内用は、自然素材を主原料にした安全性と施工性に優れたタイプで、食品衛生試験に合格。柱、梁、天井、床、内壁等に使用できる。
屋外用は、雨や紫外線から古材を守って最長約8年間色落ちしにくい耐候性をもち、塗り替えの頻度を軽減する。外壁、床、柱、軒天、破風等に使用できる。
11色。内容量1・4・8・16L。塗布面積は下塗剤ありで約10~15平米/L(2回塗り)、下塗剤なしで約6~8平米/L(同)。
1L缶9700円(税別)~。
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