タカショー(和歌山県海南市)は、「第31回タカショー庭空間施工例コンテスト」の応募作品1396点の中から、ガーデン大賞を含む受賞作品270点を決定した。
ガーデン大賞には、COVET International(オーストラリア)が手掛けたアメリカ合衆国フロリダ州の作品が選ばれた。アメリカの現場作品が大賞を受賞したのは今回が初。木目をリアルに再現したエバーアートウッドをふんだんに使用した、ダイナミックな外構デザインが特徴で、スプリングオークの優しいカラーが、リゾートな雰囲気とぬくもりのある外観を演出。また、明るいオークのカラーと金属・フレームのダークカラーを組み合わせることでコントラストを生み出した。内天井や壁面には、エバーアートボードを下地に、壁貼用格子材を等間隔で配置。隙間も美しい優雅で壮大なデザインを実現した。空間に馴染むシンプルな部材を使用することで、美しく風格のある作品に仕上がっている。
同コンテストは、販売店、施工店、ハウスメーカー・工務店、リフォーム店、デザイン・設計事務所等を対象に実施。「住宅エクステリア部門(門まわり・フロントヤード)」「カーヤード部門 」「5thROOM&ガーデン部門 (庭空間および5番目の部屋として暮らしのある空間) 」など7部門で作品を募集した。今回は国内外の優れた作品が多く、新たに優秀賞、特別賞枠を設定した。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。