木造住宅合理化システム普及協会(東京都文京区)はこのほど、財団法人日本住宅・木材技術センター(東京都港区)の木造住宅合理化システム長期性能タイプ認定を1月1日付で取得したと発表した。会員工務店の長期優良住宅建設を支援するのが目的。
今回認定を受けたシステムは、合理化された在来木造軸組工法で、特殊な金物や工法を用いないため、一般的な工務店でも取り組みやすいのが特徴。耐震性の型式性能認定では、インテグラル(茨城県つくば市)が開発した普及協会向けのプログラムを使うことで、構造計算や技術審査が簡略化されるなど、これまで工務店が取り組む際に障壁となっていた課題をできるだけ解消した。
同協会は2月13日、会員や入会希望者を対象に今回の認定内容に関する講習会を行う。会場は日本住宅・木材技術センターの会議室。問い合わせは、電話03-5689-2911まで。
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