国土交通省は12月26日、IoT技術等を活用した住宅等のリーディングプロジェクトを支援する「次世代住宅プロジェクト2023」の第2回採択事業者として、石田屋(群馬県藤岡市)の「子育て応援住宅プロジェクト」1件を決定した。
同プロジェクトは、令和5年度サステナブル建築物等先導事業(次世代住宅型)と、住まい環境整備モデル事業(次世代住宅整備モデル事業)を活用した事業。▽先導タイプ:先導的なIoT住宅の実用化に向けた課題・効果の検証を行う取り組み、▽市場化タイプ:実用段階に至っているIoT住宅について、市場への供給に向けた課題・効果の検証を、実際に供給される住宅において行う取り組み――の2タイプを設定している。
第2回では先導タイプのみの募集で、2事業者から応募があった。
採択された事業の実証内容は、1.省エネと光熱費削減、2.家事育児負担軽減・時短、3.みまもりと遠隔操作によるリスク低減――を掲げている。
先導タイプの補助率は2分の1、補助限度額は1プロジェクトあたり5億円。
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