不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は12月22日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された首都圏中古マンションの11月の価格動向を発表した。
首都圏全体の1戸あたりの平均価格は前月比0.4%減の3865万円で、2カ月ぶりに下落。前年同月比は0.3%減と42カ月ぶりに下落した。前月比の変動幅は8エリア中5エリアで±1%超と大きく動き、うち4エリアが下落となった。連続上昇しているのは東京23区(5048万円)のみで、2017年1月以降最高額を4カ月連続で更新した。
エリア別では、東京23区が6カ月連続で上昇。さいたま市は4カ月連続、千葉県西部は5カ月連続で下落となった。埼玉県他は10カ月ぶりに上昇したが、前年同月比は3カ月連続で前年同月割れとなっている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。