シャープ(大阪市阿倍野区)は、長期間使用しても劣化による電池容量の低下が少ない住宅用定置型リチウムイオン蓄電池システム2機種を1月17日に発売する。
新システムは、満充放電を8000回繰り返しても初期の70%以上の容量を維持できるという。
同社が2008年以降に発売した太陽光発電システムと連携し、停電時は夜間や雨天でも日中に充電した電力を使用することが可能。平常時は安価な深夜電力で充電し、割高な日中の買電量を抑える「経済性モード」も搭載する。
また、電力見える化システム(HEMS)と連携し、専用タブレット端末で、蓄電池残量に応じた家電機器の使用可能時間を確認することもできる。
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