「新建ハウジング」が翌年の住宅市場・住宅業界の変化と工務店の対応策を解説するムック本「住宅産業大予測」。その2024年版が12月20日に発刊した。本紙発行人の三浦祐成が来年の住宅産業市場を占いながら、工務店が何に留意し、どう動くべきか主観に基づき提言する”工務店のための”指南書として毎年好評を得ている人気シリーズだ。ここでは「住宅産業大予測2024」の中から、一部を抜粋して紹介する。続きはぜひ本書をご覧いただきたい。
「従」が「主」となる下剋上が進む。
若者の働き方・働く場の自由度が高まる。
POINT 1 | 人手不足で売り手市場化が加速する |
POINT 2 | 転職は当たり前に、終身雇用は少数派になる |
POINT 3 | 「フリーエージェント」社会に近づいていく |
人手不足=ひとの需要が多いのに供給が少ないということで、売り手市場化が加速する。
これまでは会社が従業員を選別していたが、前向きで高スキルなひとほど組織を選別し有利な条件で働けるようになる。職人も同様だ。これは、それまで「従」だったひとが主役に、主人的になっていくことを意味する。いわば下剋上だ。
若者にとって成長→転職→善い職場・仲間→成長→転職の繰り返しが当たり前になる。終身雇用を前提とした組織と給与体系ではこの変化に対応できないため・・・・・
▼続きは「住宅産業大予測2024」(P9~)でお読みいただけます▼
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