積水化学工業(大阪市)住宅カンパニーは12月19日、一般地(省エネ地域区分5~7地域)で展開する、鉄骨系セキスイハイム・木質系ツーユーホームの平屋・2階建て全商品において、2024年1月から断熱等性能等級6仕様を標準化すると発表した。
セキスイハイムの工場生産技術を生かした断熱仕様「あったかしっかり断熱」で、UA値0.46以下の高断熱・高気密の住まいを提供する。基礎と躯体には高性能断熱材、開口部には高断熱アルミ樹脂複合サッシや樹脂サッシを採用。大型機械による正確な施工と雨に濡れにくい作業環境で品質を確保するとともに、部材共通化や物流効率化でコスト抑制を図る。
鉄骨系住宅では高強度の柱と梁をつなぎ合わせて壁を少なくする「ボックスラーメン構造」、木質系は2×6材の強い壁・床を金物で一体化した「アルティメイトモノコック構造」を採用。強度を保ちながら自由度の高いプランニングが可能なユニット工法で、コーナー窓や吹き抜けなどの開放的な空間デザインと快適な温熱環境を両立させる。
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