塗料や塗り壁材などドイツ、スイスなどの自然建材を輸入販売するイケダコーポレーション(大阪府大阪市)は11月16日、東京都内で代理店総会を開き、脱炭素化に貢献することで業績を伸ばしていこうという今後の販売戦略などを共有した。全国から同社の製品を取り扱う建材販売会社など代理店20社余りが参加。特に、住宅の高性能化が加速する中で、高い性能を備えながら、使用することでCO2を固定する効果があり、廃材となったときも自然に戻すことができるドイツ製の木繊維断熱材「シュタイコ」の販売に力を入れていく方針を確認した。
冒頭であいさつに立った同社副社長の加藤俊和さんは「地球環境にも住む人にも良い木造建築を広げていきたい」としながら、「住宅全体の(体積の)7割を占めると言われる断熱材を自然由来の製品に置き換えることで建築全体の環境改善に貢献していきたい」と訴えた。そのうえで加藤さんは・・・
この記事は新建ハウジング12月20日号10面(2023年12月20日発行)に掲載しています。
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