100年続く老舗木材会社が手がけるスイーツ&コスメショップ「meet tree GINZA」(東京都中央区)が東京・銀座にオープンした。丸山木材ホールディングス(岐阜県中津川市)のグループ企業で、人と木をつなぐサステナブルなライフスタイルブランドを展開するmeet tree(丸山木材ホールディングス内、岐阜県中津川市)が、かつて材木職人が多く住んだという銀座で「山徳 材木屋スイーツ」の栗スイーツなどを販売する。成瀬・猪熊建築設計事務所(東京都杉並区)が店舗設計を担当した。
「材木屋らしさ」をイメージした店舗は、地元中津川産の桧を使用した2つの木のアーチが特徴。内装は桧の森をイメージして緑色を採用した。
同店舗では、中津川の名菓である栗きんとんや、中津川出身で京都祇園の完全紹介制イタリアン「やまぐち」を営む山口正シェフ監修の栗スイーツなどを限定販売する。テイクアウトスイーツも用意した。また、ヒノキなど国産木材の精油を使用した木材会社ならではの「サステナブルコスメ」も販売。森林浴をしているような心安らぐ体験を提供する。
同社は、「日本の木を使うことが、日本の森を守ることにつながる」という思いのもと、国産木材から抽出した精油を使用したコスメや雑貨を販売している。人と環境に優しいブランドを目指し、全商品がシリコーン、鉱物油、紫外線吸収剤など10の添加物を不使用。一部商品には、購入ごとに「日本の森林のみらい」に150円分が寄付される「ST150(エスティ・ワンフィフティ)」マークがついている。
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