ライフデザイン・カバヤ(岡山市)が運営する、CLTフランチャイズネットワーク本部「日本CLT技術研究所」の加盟企業であるタクミ建設(京都市)は、CLTパネル工法を用いた物流倉庫を京都府八幡市にて完成した。延床面積は1277.52㎡。
同倉庫はCLTパネル工法を用いた純木造倉庫で、間口約30m・奥行き約40m・高さ約6mとトラックが倉庫内まで侵入して荷物を積み下ろすことができる大きさ。CLTパネルは5層7プライ210mm厚で耐力壁に使用しており、その他の構造材には集成材や合板を使用している。建て方は19日間で完了しており、工期を短縮できるというCLT建築のメリットを生かした計画となった。
なお同倉庫は、林野庁の補助事業である令和4年度「CLT活用建築物等実証事業」に採択されている。
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