ナイス(神奈川県横浜市)は12月15日、大倉工業(香川県丸亀市)および同社連結子会社のウッドファースト(徳島県小松島市)と、地域材を活用した構造用集成材の製造・販売事業に関する協定を12月13日に締結したと発表した。
これにより、構造用集成材の供給体制を強化するとともに、香川県・徳島県を中心とした地域材のサプライチェーンを構築。国産木材の振興を図るとともに、相互事業の発展とカーボンニュートラルの実現を目指す。
同協定に基づき、ウッドファーストの徳島製材工場敷地内に、構造用集成材の材料を生産する新工場「徳島第2工場(仮)」(徳島県小松島市)を建設する。投資予定額は約18億円。5年目の原木消費量は約5万4000m3を計画。新工場は2024年4月着工、2025年3月竣工予定で、同年4月から稼働するとしている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。