信用調査会社・帝国データバンクの発表によると、 ケーシンホーム(愛知県みよし市、資本金1000万円)が11月28日に名古屋地裁から破産手続き開始決定を受けていたことが分かった。負債額は約3億6000万円とみられる。
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2005年に設立され、個人客を対象に戸建て住宅の建築を手がけていた。分譲住宅用の不動産の売買も行い、2012年5月期には年売上高約4億900万円を計上していた。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で受注が伸び悩み、2020年5月期の年売上高は約1億5200万円に落ち込み、大幅な欠損計上を余儀なくされた。その後も受注に回復はみられず、借り入れ負担などもあって資金繰りは悪化。先行きの見通しが立たず、事業の継続を断念した。
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