ムジ・ネット(東京都豊島区)と独立行政法人 都市再生機構(=UR都市機構)西日本支社(支社:大阪府大阪市)が「賃貸リノベーションのスタンダード」をめざして2012年6月に立ち上げた「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」。
このほど、両社が共同で取り組んだ3つの団地(大阪市「リバーサイドしろきた」、堺市「泉北茶山台二丁、豊中市「新千里西町」)の賃貸住宅リノベーション5件が完成した。このリノベーションにあわせて、キッチンや床材も開発したという。
団地の歴史を活かしつつ、多くの人に長く心地よく住みつないでもらえるよう、コンセプトは「こわしすぎず、つくりすぎない」。「リバーサイドしろきた」では、家具などで自由に仕切れるよう小天井を設け、ゆるやかな一室空間を実現。「泉北茶山台二丁」では、床材に麦わらパネルを使い、引き戸によって光と風が通り抜けるようにした。「新千里西町」は、UR都市機構西日本支社としてははじめてシェアルームを想定したプランとし、居室を独立させて、浴室をシャワーブースに変更している。
詳細は「団地リノベーションプロジェクト」で公開中。
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