三井不動産、慶應義塾大学スポーツ医学研究センター、タニタは、高齢化、生活習慣病の増加、医療費増大といった日本が抱える問題解決に向け共同研究を実施。その成果として、都市型住宅居住者向けの健康サポートを行う「Personal Health Design(パーソナル・ヘルス・デザイン=P.H.D.)プログラム」を開発した。
このプログラムのサービス拠点として、東京都中央区の大川端リバーシティ21に専用の「P.H.D.ラウンジ」を開設。大川端リバーシティ21周辺は、東京駅から2キロ圏という都心にありながら、生活施設・緑・水に囲まれた人気の住宅エリア。ここに住む人を対象にタニタが参加者を募集し、看護師の資格をもつ専門コンサルタントが参加者の個々の健康増進に向けた支援を行うオーダーメードサービスを有償で提供する。
具体的には、月1の定期面談を通じて理想の体づくりをマンツーマンでサポートしたり、「やせたい」「禁煙したい」「フルマラソンを走りたい」といった個々の目標設定と実現に向けたプランを提案。また、ウェブを使って健康状態の見える化も行う。ラウンジは面談ルームのほか、ライブラリー、コミュニティカフェ、キッチンを備える。サービスの実施期間は1月11日から約2年間。
三井不動産は、このサービスを通じて得られた結果をもとに、生活環境や施設の整備によって居住者の健康を支援し、より豊かで快適な「次世代型住宅」の提供をめざすとする。
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