東日本不動産流通機構(東日本レインズ、東京都千代田区)はこのほど、首都圏(1都3県)と札幌市・仙台市の11月の不動産流通市場の動向を発表した。成約件数は、首都圏中古戸建て住宅が前年同月比5.8%減少。中古マンションは同3.7%増加し、6カ月連続で前年同月を上回った。札幌市は中古戸建てが同16.7%増で3カ月連続プラス、中古マンションは同11.3%増で4カ月連続プラスとなった。仙台市は中古戸建てが同33.3%減と大幅に減少、中古マンションは同38.8%増と4カ月ぶりに前年同月を上回った。
首都圏の中古戸建ての成約件数は969件(前年同月比5.8%減)。新規登録件数は5719件(同26.0%増)で、11カ月連続で前年同月を上回った。成約価格は3816万円(同0.03%増)と、小幅ながら3カ月連続で前年同月を上回った。新規登録価格は4301万円(同6.4%減)で7カ月連続で前年同月を下回った。
首都圏の中古マンションの成約件数は2900件(同3.7%増)で6カ月連続で前年同月を上回った。成約㎡単価は74.98万円(同7.6%増)で43カ月連続で前年同月を上回った。成約価格は4731万円(同7.1%増)で42カ月連続で前年同月を上回った。専有面積は63.10㎡(同0.4%減)だった。
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