新建ハウジング最新12月10日号のトップ記事では、このほど本紙が開催した「行列のできる工務店相談所」『2024年問題を見据えた工務店の働き方改革』編を特集しました。
建設業における時間外労働の罰則付き上限規制の開始、いわゆる「2024年問題」まであとわずかです。建設業は、長らく“働き方改革”が叫ばれながらも、長時間労働が根本的に是正されていない状況が指摘されていますが、2024年4月以降は週休2日制・1日2時間の残業でも黄色信号です。地域工務店にとって残された猶予期間は僅か。
今回の公開ディスカッションでは、「工務店の働き方改革」をサポートする企業や実践者、有識者・専門家を交えて解決策を探りました。
“ペット可”でなく、「ペット共生型」賃貸を―。4面では、デザイン性の高いオフィス・店舗リノベーションなどを得意とする工務店・marug(マルジ、新潟県新潟市)が、築40年余りの空きテナントビルを、「ペット共生型」の賃貸オフィス兼住居として再生した事例をフォーカス。
周辺で老朽化した賃貸ビルの空室化が目立つなか、リノベによって付加価値の高い建物にすることで、相場よりも高い家賃で持続的に賃貸物件を運用していくモデルとして注目が集まります。
11面の連載「家はつくらない 心豊かな人生を創る 石橋常行の経営哲学」では、2023年の住宅業界を総括。コロナ禍から終息し、正常化に向けて一気に動き出した世の中ですが、住宅業界は上向きとはいきません。そんな中で石橋さんは、苦しい時こそ「現状維持は後退を意味する」と激を飛ばし、今こそ一歩を踏み出そうと語ります。
16面の「住宅建材メーカーのトップ突撃インタビュー」では、本紙発行人の三浦祐成が、合板や住宅建材を製造するノダ(東京都台東区)の野田励社長に取材。「今こそ聞きたい」話を深掘りし、時代や環境の変化を見 抜き成長し続けるトップの真意に迫りました。
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