京セラ(京都市)は12月、駐車場での発電量が最大33%増加するソーラーカーポートシステム「Roofill(ルーフィル)」を開発、販売を開始した。
太陽光パネルの設置枚数を増やす独自の大型屋根構造により、1台分の駐車スペースにおける発電量を最大33%増加。さらに、独自の封止材を採用するなどした京セラ製太陽光パネルの採用により、劣化率の抑制と長寿命化を実現し、生涯発電量を12%増加するとしている。
土地面積・形状に合わせて8台、6台、4台用のカーポートユニットを組み合わせて配置。カーポートユニットごとに分散したシステム設計も可能で、独立した発電・送電により災害時のレジリエンス性を高めることができる。
カーポート架台は大型屋根を4本の鋼製柱で支えるタカミヤ(大阪市)製。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。