昨今は中小工務店でも新卒の採用に乗り出している。どのような新卒人材を採用して、どのように育成すればよいのか。毎年新卒人材を20人程度採用している、コラボハウスの取り組みを採用担当の柴﨑菜月氏に聞いた。
漠然と住宅分野を志向する学生が対象
◉同社の新卒採用の対象は、4年制大学の建築学部と建築系の専門学校の卒業生。採用比率は4年制大学の卒業生が8割以上。専門学校の学生の採用は少ない
◉採用するのは関西にある大学の学生が多い。企業研究をする優等生タイプではなく、「住宅関連の仕事に就けたらいいな」と漠然と思っているタイプが中心
◉採用は、①合同説明会→②SPI試験→③インターンシップ→④内定、という流れになる。各フェーズでの受け答えや振る舞いを見て内定者を決める
◉選考過程における最初のポイントが合同説明会。会を通じてスタッフが学生に積極的に話しかけ、それに対する応対の仕方で人柄(協調性)のほか論理的な思考ができるかを探る
➡有望だと感じた学生には書類選考を飛ばしてインターンに参加してもらう
◉同社はスタジオ(支店)の社員人数を5〜6人に絞っている。これは・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー12月号(2023年11月30日発行)社員の多能化で生き残る! 育てる人事[超]実用セオリー』(P.44〜)でご覧ください。
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