LIXIL(東京都品川区)と子会社のNITTO CERA(愛知県常滑市)は、医療・介護施設向けの泡シャワー「KINUAMI Care(キヌアミケア)」を共同開発。豊田通商(名古屋市)が医療・介護施設に販売する。
既存製品「KINUAMI U」は、専用ボディソープとお湯、多量の空気を混合することにより、柔らかく温かい石鹸泡を放出する入浴介助シャワーで、身体じゅうに泡を素早く塗布し、優しくなでるだけで身体を洗うことができる。この既存製品をベースに、医療・介護施設の現場の声を反映して、医療・介護施設に特化したモデルとした。
「KINUAMI Care」では、ソープタンクの容量を300mlから600mlに増量し、ボディソープの補充がしやすいようタンク形状をオープン型に変更。施設の広い浴室でも視認できるよう残量インジケーターのサイズも大きくした。さらに、一般向けのKINUAMI Uのホース長1.5mに対して2.5mのホースを付属し、寝た状態で入浴するストレッチャー浴でも使いやすくした。
本体サイズは幅258×奥行138×高さ350mm。
価格等の問い合わせは豊田通商ヘルスケア・メディカル事業部まで。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。