米バンク・オブ・アメリカ(BofA)が4日に発表した調査によると、米国の住宅購入者は、金利が高止まりしていても不動産を購入する意欲を強めている。
調査によると、住宅を購入する前に借り入れコストが下がるのを待つと答えた回答者は約62%となった。半年前の85%から減少している。調査は9月に1000人を対象に行われた。
同行のリテール融資責任者、マット・バーノン氏は「購入者が待ちきれなくなっていることが明らかになった。これは今後の購入活発化につながるはずだ」と述べた。
調査によると、住宅所有者は、より手ごろな地域に物件が見つかった場合などに所有住宅を売却し、より高金利の住宅ローンを利用して買い替えることにも前向きな姿勢を示している。また、仕事や家庭の事情、あるいは生活費の安い場所を求めて住宅を売却するケースもあった。
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