パナソニックホームズ(大阪府豊中市)は、同社のマレーシア子会社が現地パートナー企業と設立した建築請負事業会社「パナソニックホームズMKHマレーシア社」の担当するマンションがこのほど竣工し、12月に施主への引き渡しを行うと発表した。
同マンション「ネクサス」は、地上31階(ブロックA・B)と地上32階(ブロックC)の3ブロックからなる全1202戸の高層マンション。開発規模は、23万4828平方メートル。
また、2024年4月には、同じく現地子会社が現地デベロッパーと分譲開発を目的に設立した「MKHプロパティベンチャーズ社」を売主とした分譲マンション「MIRAI Residences(未来)」(全1496戸)も竣工し、同年10月に引き渡しを予定している。建築は、「ネクサス」と同様、パナソニックホームズMKHマレーシアが担当。
同社は、2012年にマレーシアでの住宅事業を開始して以来、戸建住宅(全1444戸)の建築請負を中心に住宅供給を進めてきた。また、SENTUL(セントゥール)のマンション(500戸)の建築請負以降、1000戸超のマンション2棟を竣工することで、マレーシアにおける戸建て住宅・マンションの供給総戸数は約5000戸に達する見込み。
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