東京ガス(東京都港区)は11月30日、家庭や企業向けにエネルギーの効率利用を支援する新事業を立ち上げたと発表した。住宅やオフィスでつくられた電気や熱をシステムで一括管理し、人工知能(AI)を用いて太陽光発電などの設備を自動制御する。
同日、都内で開かれた発表会で笹山晋一社長は、「ガス、電力に次ぐ第3の柱に育てる」と述べた。新事業で2025年度までに売上高3100億円を目指す。
東ガスは、家庭での太陽光発電や蓄電池の導入、設備管理や余剰電力の買い取りなどを総合的に支援する。企業向けには、エネルギーの消費実績や省エネルギーの取り組み状況などのデータを集計し、報告書にまとめる情報開示業務のサービスも展開する。
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