大和ハウス工業(大阪市)は、“注文住宅と分譲住宅のいいとこどり”をした分譲住宅「Ready Made Housing.(レディ メイド ハウジング)」の提供を開始した。注文住宅と変わらない高い設計力と品質、安心の長期保証、アフターサポートを叶えながら、価格以上の価値を目指した良質な分譲住宅を提供していくとする。
「Ready Made Housing.」は、品質・長期保証・ZEHの3点をポイントとした分譲住宅。品質においては、暮らしやすさにこだわった「設計力」に加え、断熱性や遮音性などが高い建物の「基本性能」を実現。例えば、住まい全体の高断熱化を実現するために「外張り断熱通気外壁」を採用している。
保証については、初期保証(構造耐力上主要な部分:30年初期保証、雨水の浸入を防止する部分:30年初期保証)と、点検プログラムによる保証期間の延長で、建物の安心を長くサポート。メンテナンスプログラムは、1か月目から30年目までの無料点検など、早めの対処でメンテナンスコストの軽減につなげる。また、住まいに関する相談や困りごとを24時間365日受け付けるアフターサポートも提供する。
ZEHについては、2050年のカーボンニュートラル達成に向け、政府が策定した「第6次エネルギー基本計画」の中で、「2030年度以降新築される住宅について、ZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保を目指す」、「2030年において新築戸建住宅の6割に太陽光発電設備が設置されることを目指す」とする政策目標が設定されている。「Ready Made Housing.」においても、ZEH住宅の普及・促進を図るとともに、夏は涼しく冬は暖かい快適性、毎月の光熱費を抑える提案を行っていくとする。なお、同社における新築戸建て住宅はZEH基準相当で、同社戸建て住宅のZEH率は95%(2023年4月~9月)となっている。
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