建築家の佐藤重徳さん(佐藤重徳建築設計事務所、東京都府中市)が設計を手がけ、長野県駒ケ根市の自然豊かな場所に建築された住宅のオープンハウスが11月4・5日、開かれた。施工を担当した地元の新井建築(長野県駒ケ根市)の家づくりを検討する顧客のほか、若手建築家や工務店の設計者など県内外から建築関係者も見学に訪れた。
中央アルプスの稜線を見渡せる眺望の良い西斜面に建つ木造2階建て、延べ床面積32坪の住宅で、30代の夫婦と子どもが暮らす。外観は、斜面に沿うように高さを抑えながら西向きに大きな屋根をかけたプロポーションや、スギ板の赤身で統一した木板張り(縁甲板張り)の外壁が特徴的だ。
佐藤さんが自ら見学者を伴って住宅の周りを歩きながら、「斜面に対して一番、座りの良い形を模索した」などと説明していた。
LDKの西向きに・・・
この記事は新建ハウジング11月30日号2面(2023年11月30日発行)に掲載しています。
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