国民生活センターは、本格的な降雪シーズンを前に、太陽エネルギー利用パネルの落雪対策について注意を呼びかけている。パネルに積もった雪のかたまりが地上に落下し、人が負傷したり、近隣家屋や乗用車・庭木・倉庫が破損するなど、同センターへの相談が増えているという。
パネルから滑り出た雪のかたまりは、一般的な屋根に比べて、遠くまで落下するため、危険性が高い。同センターは普段降雪の少ない地域などを中心に、パネルに落雪止めの処置を行っていない場合や、パンフレットや取扱説明書に落雪の危険性の記載や説明が不十分であるなど問題点を指摘している。
同センターの「消費者トラブルメール箱」には、落雪により負傷したというトラブル情報も寄せられているという。
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